6,000万の借金!?やんごとなきインベスターZの世界

こんばんは!


インベスターZを読破したら
頭がよくなったと勘違いしている
妄想系男子のゆきてるです。


専門用語がビシバシ飛び交う
“投資”をモデルにしたマンガだから
スゲー難しそうだ…

なんて思っていたんですけど、

実際に読んでみたら
スラスラーッと読破できました!


さすがはドラゴン桜の作者ですね~


ページを読ませる工夫が凄くて、
ついつい次のページが気になっちゃう。

そんな中毒性があったので
1日中インベスターZシンドローム的な
感覚を味わってました(笑)


て、ですね。


インベスターZのザックリとした
あらすじはこんな感じです!




主人公の”財前孝史”は
中高一貫で男子オンリーかつ、
全校生徒の学費が無料の
道塾学園に主席で入学。


すると入学式が終わって早々、
孝史は一握りの人しか存在を知らない
ヒミツの投資部へ入部させられます。

…強制的に(笑)


そこで孝史を待っていたのは
部長の”神代圭介”を含めた5人の天才。

彼らの部室には何台ものモニターが並べられ、
怪しい雰囲気の中で黙々と作業をする5人。


じゃあ彼らは何をしていたのでしょうか?


実は全生徒の学費を捻出するため
中学から高校の学年別No.1が集まり、
学園内の資産を運用していたのです。


つまり、


孝史は道塾学園に入学早々、
中学1年生で学園の未来を背負ってたつ
投資家になってしまったと!!


そこから投資部の成果をもとに
学園の存続が決まるプレッシャーと
戦いながら孝史が急成長していく。

なんて超破天荒ストーリーに
ドハマリしちゃったぼくが学んだ、
『無知の怖さ』をお伝えします!




◆ さてさて舞台はインベスターZの14巻
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★★

全21巻の中で印象に残っている
不動産投資についてのエピソードです。


そのなかにある1シーンで
部室にいた主人公の孝史が、


~~~~~~~~

夢のマイホーム。

このコピーを考えた人は
天才だな…

~~~~~~~~


という意味深な発言をします。


この孝史の発言…
ちょっとおかしいと思いません?


自分の家が欲しいのは当たり前だし
それを買うために仕事を頑張るって
わりとフツーのことじゃないですか。


現に住宅業界の売上は伸び続けていて
今後もその傾向は続くと予想されています。

特にスマートハウスの売れ行きは
増税してからも勢いが止まりません。


だからマイホームの購入は
僕らにとってスタンダードな選択といえます。


でも日本人が家を持つ
文化が始まったのは意外にも近年でした。


戦前までほ家を借りる人がほとんどで、
じつは都市部の住人の約7割が借家住まい。

『夏目漱石』や『森鴎外』といった
小学生の国語で学ぶ歴史上の偉人でも
家を借りて住んでいたとのこと(笑)


だから庶民が家を買うなんて
それこそ夢のまた夢だったわけです。


で、


そこにチャンスを見出したのが
阪急電鉄創業者の『故・小林一三』氏。


彼は手始めに山を買い鉄道を敷くと、
娯楽施設やデパートを建造しました。

その間に駅をつくり周辺の土地を
宅地にして人を集める計画を立てます。


でも…


お金も資産もない一般庶民に
数千万の家を買えるわけがありません!!!


そこで小林氏は”住宅ローン”の
さきがけとなる金利で収益を出す
新しいビジネスモデルを展開。


当時ではとても珍しい
8レーンの25mプール一個分にも及ぶ
広い区画の一戸建てを用意し、

郊外でメジャーだった設備の
石油ランプを電灯に変えることで
豊かな暮らしを提案した小林氏。


そして誰もが住みたいと感じる
魅力的な家を建造していったのです。


するとどうでしょう?


いつしか”借金をして家を買う”ことが
一般庶民でも当たり前になりました。


住宅市場が成長すれば
産業が発展して税収が増えるし、
国民に家を持たせれば
税金を徴収できるから財政も潤う。

戦前に生まれたこの小林モデルが
国家プロジェクトになってすぐ、
あらゆる鉄道会社がそれに便乗!


住宅金融公庫ができて
国が不動産の取得を後押しする頃には、


『夢のマイホーム』とか。
『一国一城の主』とか。


それらのコピーが
日本中に浸透していったんですね〜


ようは『人・鉄道・金融』。


この3つがパッケージ化されたから
国も鉄道会社も莫大な利益を得られたと。


ただ…


マイホームの購入者や購入希望者は
大きなリスクを押しつけられたともいえます。




『自分の家を持つ = 35年も借金を続ける』




それが人生の目標に
なってしまったわけですから。


~~~~~~~~

夢のマイホーム。

このコピーを考えた人は
天才だな…

~~~~~~~~


孝史のこの発言の裏には
国に目標を”持たされて”しまった国民を
憂う気持ちが隠されていました。


そして部長の神城は、


〜〜〜〜〜〜〜〜

そこまで絵図を描いた
頭のいいヤツがいたってことだ。

〜〜〜〜〜〜〜〜


と、


孝史に向かって言い放ち、
このエピソードは終わりを迎えます。




◆ じゃあせっかくなので試算を!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★★

たとえば3,000万の家を2%の利息かつ
35年ローンでぼくが家を買うとします。

すると諸経費を含めた
支払いの合計はなんと6,000万…


住宅を担保に融資をする側の国は
何もせず利息分でお金が増えてハッピー!


でも家を買ったぼくは元金や利息に加え
毎月の家賃や税金などを支払い続けます。


それは正直…イヤだなぁ。


とはいえマイホームの購入が
人生のプラン的に悪でしかないのか?


それはちょっと違うと思うんです。


ぼくだって家賃を払い続けるなら
自分の城となる家を買う方が
いいなーと感じることもあります。


だって資産性レスの賃貸マンションに
毎月数万〜数十万の家賃を
払い続けるのって嫌じゃないですか?


どうせ自分の家にならないから
なんだか無性に寂しい気もするし(笑)

老後の住まいの心配も少ないから
ちょっとした安心感もあるでしょう。


子供と一緒に住んでいるなら
夢を与えることだってできますよね。


だからマイホームを持つことに
悪の感情を持つ必要はありません。



ぼくがリスペクトしている
起業家のホリエモンは口を酸っぱくして、

「家を買うヤツは無知で馬鹿だ!」

なんて言ってますけど、
それは何の知識も持たずに行動しちゃう
人のことを指しています。


つまりロジカルじゃない人。


もっというと
知的好奇心が浅い人です。


だってマイホームを購入にあたり
ノリや勢いで35年ローンを組み、
もはや借金と友達になる…

そんなの怖すぎるじゃないですか!


フツーに考えれば
ライフスタイルとリスクを考え、
購入を判断するはずです。


でも多くの人は、

「みんな長期間のローンを
 組んでいるから自分も大丈夫だろう」

そんなふうに都合よく
勝手な解釈をしてしまいます。


ただ冷静に考えてみると
長期間の借金がいかにヤバイことか、
気づいちゃいますよね。


シャープやパナソニックなど
日本を牽引してきた上場企業でさえ
倒産しそうなニオイがプンプン。

これからどうなるかわからないのに
数十年間も借金の縛りづけにされる
リスクがあるのはツラすぎます。


今や終身雇用は過去の風習となり
会社が社員を守ってくれる時代は
終わってしまったわけですから。


考えたくないかもしれないけど
いきなり仕事がなくなる可能性も、
もちろんゼロではありません。


それなら現実から目を背けず
正しい知識のもと動き出すといいですよ。


「自分の生きる証として家が欲しい!!」
「可愛い子どもが生まれるから家が欲しい!!」
「世間的に認められたいから家が欲しい!!」


理由はどうあれ
あなたマイホームを買いたいなら、
そのリスクを充分に把握しながら
税金などの知識を身につけるとか。

毎月の返済が厳しいなら
がんばって固定費を削るだけでなく
収入アップの副業をはじめるとか。

すでに副業をしているなら
更なる収入アップのために正しい
知識を学べる環境に身を置くとか。


ロジカルに考えながら
最適な行動を取っていきましょう!



たとえば”ネットビジネス”
という言葉だけを見たときに、


「なんか胡散臭い」とか
「えっ!?やばっ!!」みたいな


感じ方しかできないと、
それこそ情弱のまま余生を過ごすことになります。


ま、まぁ…

スマホをポチるだけで100万とか、
そういうヤバイ系の人もいますけど(笑)

普段の発信をちゃんと見てるあなたは
気づいちゃってるはずですよね!


『webを使ったビジネス』のロジカルさを。


ちゃんと調べれば怪しくないし
合理的な手法だとわかります。

それに気づけない人は
残念ながらいつまで経っても情弱のまま。


世間一般的に考えてもwebの力を
使わない企業なんて存在しないですもん。

企業のホームページがないとか
逆に怪しすぎてヤバイ会社だと思われるし…

あと個人的になんですが
AmazonやZOZOTOWNが使えないと
超絶に困ったりします(笑)


また、


すでにビジネスを始めているけど
成果が出ないと悩んでいるなら
ロジカルに原因を考えるといいですね!


記事を書くのが遅いなら、

 ・ムダなリサーチをしているのか?
 ・ネタ選定に時間がかかるのか?
 ・キーワード選定が遅いのか?
 ・PC作業にムダがあるのか?
 ・単にタイピングが遅すぎるのか?

などなど、


突き詰めていくと
たくさんの原因が見つかります。


じゃあムダなリサーチだけで考えれば、

 ・情報収集が下手すぎる…
   →それはなぜ?

 ・集めた情報をまとめられない…
   →それはなぜ?

という具合に、


いろんな角度から原因を深掘りして、
問題点を洗い出す『クセ』をつけると
成長速度がグーンとアップします。


そのためには、


表面的なトコロだけじゃなく
納得するまで自分で調べてみること。

インプットした知識を
深掘りしてちゃんと理解すること。


この2つが大事です!


そうしないと勢いだけで
マイホームを購入して絶句する…

なんて恐ろしい未来が(笑)


もちろん自分の不得意分野は
ロールモデルに設定している人から
アドバイスを貰えばOKです!


損得とか善悪だけじゃなくて
とりあえずロジカルに生きる。


“知っていること”を増やし、
“正しい理解”のもと動き出す。


それらの思考を大切にしながら
毎日を過ごしていきましょう。




P.S.

あ…そういえば、

ぼくは今のところ夢のマイホームを
購入する予定はありません(笑)


そのお金を原資に資産運用した方が
将来的に豊かなライフスタイルが
過ごせると気づいているからです。


ただし、


思い出を買うと考えれば
金銭的に損をしても悪くないかな

…と思う自分も(笑)


うん。どっちやねん!


なんて突っ込まれそうですけど、
流れのままに身を任せるスタイルは
今後も続けていきたいと思います!




P.P.S.

先月の末あたりに起業家仲間の
『あおやまそら』くんにウェビナーを
行っていただきました。

(その前はmassyさんをお招きしました)


楽天×ブログマネタイズがメインで、
和気あいあいとした雰囲気のなか
参加したGARDENのメンバーは
楽しみにながら学びを得ていましたよー!


ウェビナーへ参加したことで
日収1万以上のペースを維持する
メンバーも出てきました。


今後もGARDENでは
リアルな集まりやウェビナーに
ゲリラ的な外部講師をお招きして
交友を深めていきたいと思います。


そら先生!またお願いしますねー(笑)

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