ゆきてるです。
今日は久々の表メルマガということで
ぼくが考える『シゴトの定義』を
あなたにお伝えしていきます。
で、ですね。
その”想い”の源泉となったのが
実業家であり筑波大学の准教授でもある
落合陽一さんが提唱したワークアズライフ
という考え方なんですよ!
ワークアズライフを端的にいうと
『シゴトとプライベート』に
境界線を引かない思想のことで、
寝ている時間以外はすべてがシゴトで、
そのシゴトが趣味であるという考え方です。
…???
「ちょっと待って!
どれだけブラックな考え方だよ!」
って思うかもしれませんが、
もしあなたがストレスフリーな
ライフスタイルを過ごしたいなら
欠かすことのできない考え方なので、
今日のファボマガでそのエッセンスを
受け取っていただければと思います!
◆ 進んで2徹3徹をS君の話
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これまでの働き方は
仕事とプライベートを時間で管理し、
それぞれを切り離して考えるのが
正しいとされてきました。
でも度重なる過労死問題により、
政府はある政策を打ち出します。
それこそ、
プライベートの時間を増やし、
働き手の負担を減らす大義名分を掲げた
“ワークライフバランス”という政策。
で、
仕事とプライベートを10と仮定するなら、
・仕事が8
・プライベートが2
だったリソースを、
・仕事が7
・プライベートが3
というふうに、
個人の時間を大切にするべく
リソースの比率を変える目的で
考えられた制度です。
出社時間には厳しいのに
終了時間にはルーズな日本人の働き方。
それを変えるために政府は、
就業時間を減らすことで
過労死を止めようとしたわけですね。
長時間の労働による疲労を減らし
日本の未来を明るくするために。
だけど事件は起きてしまった。
日本No.1の広告代理店である
電通の社員だった高橋まつりさんが
過労死に認定されたことで
社会問題になったあの事件…
彼女のケースだと過酷な残業に加え
上司からのいじめで”うつ”になってしまい、
最終的には残酷な結末を迎えました。
それはつまり、
ライフとワークを切り離した施策は、
守るべき人を救えなかったということ。
1日の使い方を仕事・生活・睡眠と
3つに分けて考えるのは、
限界が来ていることに他ならないし、
AIの時代が訪れようとしている今、
自分が輝ける働き方そのものを
ちゃんと考えることが必要なんです。
ぼくらを縛り続けているのは
“ストレス”という概念だから。
たとえば長時間労働をする場合でも、
それが好きなことであれば
ずーっと熱中できると思うんです。
ぼくの友達にS君という
とても優秀なSEがいるんですけど、
彼はプログラムを組むのが好きだから
暇さえあれば家にこもって
2徹とか3徹しながらPCにかじりつき、
夢中でそのコードを書いています。
食事も取らず睡眠も取らず
午後ティーのレモンだけを飲み、
ものづくりに没頭しちゃう。
ただSEのメインとなる仕事は
プログラムを組みことではなく、
お客さんとの交渉なんです。
が、
彼はお客さんとの
交渉や商談が超絶に苦手だったので、
出張のときはいつも胃がキリキリして
行きの新幹線で脂汗をかいたり、
吐き気を催すのも日常茶飯事でした。
(コミュ力がどうとかの話ではなく、
あくまでも好き嫌いの話です)
それでも彼はプログラムを組む
開発のフェーズになると
最高のパフォーマンスを発揮します。
ぼくなら1週間ぐらいかかるプログラムを
わずか1日で書き上げてしまうし、
凡人には考えつかない美しいコードで
サラサラと”創り”上げてしまう。
S君のプログラミングに関する才は、
他のメンバーと比べても圧倒的でした。
その時のことを思い出すたびに思うのが
長時間労働は『悪じゃない』ということ。
だってS君がコードを書いているときは、
2徹3徹が当たり前なので
ヤバイぐらいの長時間労働ですもん。
もちろんぼくが2徹3徹をして
プログラミングをしろと言われれば、
きっと頭が爆発してしまう(笑)
でも彼にはできる。
その違いは何かって考えると
『好き』か『嫌い』かの違いで、
もっというと、
ストレスを『感じるかどうか』の
違いだと気づきました。
高橋まつりさんだって
自分が担当する仕事が大好きでしょうがない!
っていう感じだったら
ストレスを感じずうつにもならなかったはず。
彼女の場合はいじめもあったから
単に比較することはできないけど、
とにかくストレスさえ感じなければ
違った結末が待っていたと思います。
人によってストレスの耐性は違うし、
人によってストレスの感じ方も違う。
だからこそ、
生活のために仕事をするとか、
仕事のために睡眠時間を減らすとか、
何かを犠牲にして
働くのはNGってもんです。
それりよりもまず
ストレスのマネジメントを大切に!
仕事とプライベートを切り分ける
『ライフワークバランス』ではなく、
落合さんが提唱するような
『ワークアズライフ』の
マインドを踏襲すべきだと思っています!
◆ 誰かの『代わり』はもうやめよう
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ワークアズライフの考え方を端的に述べると
寝ている時間以外はシゴトって意味なので、
「それブラックすぎるじゃん!」
「仕事づけの毎日ってやばすぎる…」
という考え方をしちゃうかもしれません。
でもワークアズライフは
シゴトを趣味として捉えているから、
『ストレス』の概念がありません。
S君が2徹3徹をしても
まったくストレスを感じないのは、
自分にとってのプログラミングが
『好きなこと = 趣味 = シゴト』だと
感じているからなんですね。
売れっ子クリエイターの米津玄師だって、
家にこもりながら好きな作曲を繰り返し、
それをニコ動にアップしていたら
事務所から勝手に声がかかったとか。
そういう時代になってきました。
お金が欲しいとか。
時間が欲しいとか。
精神の安定が欲しいとか。
そういう欲求よりも
“好き”を貫いて自分自身を表現したいのが
人間という生き物ですからね。
しかも時代性を考えると、
何をするかよりも誰とするか。
何のために働くのか。
何を信念に生きるのか。
っていう
考え方で過ごす方が
間違いなく幸せに近づくのも事実です。
ま、まぁ…
ぼくだって今やっているシゴトが
100%好きかどうかって聞かれると
「う、うーん」と首を傾げるでしょう(笑)
でもサラリーマン時代の仕事と
今のシゴトを比べたら
『100%今のシゴトが好き』といえます。
コンサルをしていて
ぼくのアドバイスが伝わらないときは
大変だと思うこともありますし、
対面コンサルで日本を飛び回り、
「体力的にしんどいわー!」
なんて感じることもあります。
あ…
やらなきゃいけない
事務的なルーチン作業に関しては
「つ、つまんねぇ…」って思いますし(笑)
でも、
コンサルが大変だと感じるより、
コンサルが楽しいと感じる方が多いし、
移動が多くてしんどいと思っても
コンサル生と会って話をするのが
楽しいと感じる方が多いです。
事務作業はスタッフに任せて
自分の作業範囲を少なくすれば
ストレスも少なくなりますし、
何よりクライアントさんの
人生が変わる瞬間を見届けられる
このシゴトに誇りを持っています。
「ゆきてるさんのお蔭で
会社を辞めることができました!」
なんて言われたときには
涙腺が崩壊しそうになりましたもん。
だから、
嫌いじゃないかもしれないこと。
ちょっとだけ好きかもしれないこと。
これらを早めに見つけることが
%name1%さんの人生を豊かにする
唯一無二のファクターです。
魔法使いと呼ばれる落合陽一さんのように。
超ストイックな前田裕二さんのように。
好きを追求したザッカーバーグのように。
最初から高い思想があって、
それを実現するだけのスキルがなくても、
ゼロからイチを生み出す考え方を
持っていなくても大丈夫。
彼らのような思考をインストールして
自分の人生に当てはめていけば、
間違いなくセンスは磨かれるから。
ぼくだってサラリーマン時代は
「仕事が楽しいわけないよ…辛いよ…」
という古風な発想しかなかったけど、
起業してからは
『シゴトが趣味』っていう感覚に
不思議と納得できるんですよね。
あと、
今やっている仕事が
後天的に好きになることもあります!
違うことがやりたかったけど、
続けていたら好きになっていた
というパターンもよくあるし、
恋愛でも、
最初は好きじゃなかったけど、
知らない一面を見ているうちに
気づけば好きになっていたって
よくあることじゃないですか?
だから100%好きなことを
“見つけようとしなくて”いいんです!
既に好きなことに没頭していて、
それが社会貢献に繋がって、
経済的な豊かさに繋がっていく。
そんなライフスタイルは
天才たちが”創り”あげたものなので、
ぼくらなりに先人の知恵を借りて
在り方そのものにいい影響を与える
マインドだけを取り入れればOK!
そうすれば、
・既存の常識で疑問に感じるところ
・その中で考え方を変えるべきところ
この区別が明確になりますよ!
過去のぼくだったら
長時間労働をするのが社会人だと
勝手に思い込んでいたけど、
言い換えれば誰かの常識に身を任せて
自分の人生を他人に委ね、
責任を転嫁してるだけだったな…と。
あの頃ぼくが染まっていた
社会の常識を否定しちゃったら
自分自身の存在意義そのものを
否定することになってしまうので。
怖かったんだと思います。
でも未来を変えるには
考え方を変えなきゃはじまらない!
“ミライ”は勝手に書き換わるのではなく
“イマ”の延長線上にあるだけ。
つまり『自分で書き換える』ものだから。
そのために必要なことは
あなたと違う考え方を持つ人の
発信にドンドン触れること。
SNSでもwebコラムでもいいから
スマホを使ってインプットを増やし、
いろんな感性に触れてみてください。
きっと、
数多くのインプットの中から
あなたの常識をひっくり返す、
新しい考え方に出会えるから。
そして、
心の底から『賛同』できると感じた
新しい考え方に出会ったら、
モデリングしちゃえばいいですよ。
自分に無いものを受け取ることでしか
“ミライ”を書き換えることはできないので!
ちょっと長くなったのでまとめると、
・ストレスの根源を知ること
・シゴトとプライベートの境界線が無い時代
・好きなことに没頭すれば強みになる
ってことで、
ワークライフバランスよりも
ワークアズライフな時代ですし、
遊ぶようにシゴトをする
ワークアズプレイな時代ともいえますね!
もちろんS君のように
携わっている仕事の中で
好きなことが出来るなら最高です。
でもそうじゃないなら
楽しそうに生きている人たちの発信に触れ、
考え方をモデリングしてみましょう。
趣味のようなシゴトを見つけるには
まずインプットを増やして、
自分と違う意見を受け入れながら
既存の常識に疑問を持つのが大切なので。
ワークアズライフ…というか、
遊ぶようにシゴトを楽しむ
ワーズプレイの意識でいきましょう!
P.S.
ワークアズライフの
考え方そのものは好きなんだけど…
「ぶっちゃけどうすれば
ワークアズライフの境地にたどり着けるの?」
という声もありそうなので、
次回のファボマガでは
ワークライフバランスの毎日を
ワークアズライフへと変貌
させるための方法論をご紹介しますね!
P.P.S.
高橋まつりさんだって
ワークライフバランスではなく、
ワークアズライフのような世界を
求めていたのではないでしょうか。
彼女の本当の声はわからないけど、
そんな環境でイキイキと過ごせたなら、
違う道が待っていたと思います。
だからこそぼくらは、
本気で働き方を見つめ直すべきだし、
既存の常識を疑うべきです。
その先の自分が知らない世界にこそ
あなたが求める”正解”が
隠されているかもしれないから。
それではまたメールします!
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